Tottori curry fan club鳥取県のカレー情報

地図でその店を探しながら歩いているとにんまり笑う真っ赤なほっぺの女の子が見えました。
馴染みのお客さんで賑わう店内に入ると、さらに賑やかなオバちゃんに迎えられます。(こう書くのは失礼かと思いましたが、他の表現をする方が失礼だと思ったのでこれで通させて頂きます)

今日の私のお目当てはミルフィーユカツカレー、連れはドライカレーを注文しました。
味噌汁とサラダ、小鉢も付くようです。ザ、喫茶店カレーといった見た目に安心と懐かしさを感じます。

ぱくり、口に広がる甘みはじっくり煮込まれたお野菜と果物。ピリッとスパイスも感じます。「カツは熱いうちがいいですよ！」おばちゃんは全部言ってくれます。チーズ入りの薄切り豚肉はカレーと見事に絡み合い「世界平和…」と呟かずにはいられません。

安定安心のお味、ドライカレー。こちらもカレーのコクを感じます。半熟目玉焼きを大胆に割ってとろりと頂くと世界の見え方が簡単にひっくり返ります。
ひっくり返っているところに鍋を持ったおばちゃんがやってきて「カレーかけましょうか！？」え？ひっくり返ってまた戻る。そういう世界だったのか、もちろんかけて頂きました。ドライカレーにカレーをかけたら何になるのでしょう？愛？

美味しいコーヒーは何杯でもおかわり自由だそうです。もう何を言われても驚きません。

インディアン要素は最後まで分かりませんでした。分かる必要も無いのかもしれません。愛なんて簡単に語れるものではありませんが、私は愛を感じたくなったらまたここへ来るのでしょう。